アルバイトとパートの違いとは?
アルバイトとパートの違いは何だろうか?という素朴な疑問にお答えします。
パートとアルバイトには法律上の明確な区分けはない雇用形態になります。
但し、求人情報誌や求人サイトでは、学生や若年層の未婚者の非正社員の時間給就労者をアルバイトとして取り扱い、学生ではない非正社員で時間給で就業する女性をパートとして分類しています。
このパートとアルバイトの区分は求人媒体での独自の取り扱い分類であって、実際の雇用する企業では、アルバイトとパートの定義は個々の雇用主によって違いがあります。
単純に就業内容や賃金形態、労働時間、待遇を区分するために便宜的に呼称を変えているケースもあります。
正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトは、労働基準法では全て労働者と総称されます。
労働者は、就労時間の長さによって区別されます。
パートは、労働時間が正社員より短い労働者であり、アルバイトは一時的に雇用される労働者という定義づけです。
アルバイトでもパートでも条件を満たせば健康保険や厚生年金保険が適用されます。
【健康保険の適応条件】
所定労働時間が通常の労働者の4分の3以上であること。
1か月の勤務日数が通常の労働者の4分の3以上であること。
【雇用保険の適応条件】
所定労働時間が週20時間以上であること。
1年以上引き続き雇用されることが見込まれること
という内容です。
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